最近では語学留学だけではなく、仕事の為のビジネス英語留学として会社の研修の一貫として短期留学を実施してくれる企業も増えてきましたね。

英語ニーズの高まりはすごいものです。

留学のためにはどの程度の英語力が必要か、という質問をよく受けます。

何を目的に留学をするかによりますが、大学等で現地の学生たちと一緒に講義をうけるような場合、語学力は、通常は語学力テストの成績などで判断されます。TOEFLやIELTS等がそうです。

最近では日本でも大学入試等にTOEFLを取り入れるべきかと話題になっていましたが(http://blog.livedoor.jp/love_english_/archives/27325273.html)、内容はTOEICや英検とはちがってアカデミックで、かなり難易度は高い英語テストです。

語学力以外の条件を満たしている出願者に対し、所定の語学研修コースの受講を条件に仮入学許可を出す大学もありますが、その場合も所定の語学力に達するまで専門の授業を受けられない事が多いので、希望の大学に予めしっかり確認をしておく必要があります。

語学留学の場合は、大学へ専門学校等の入学準備コースなどをのぞけば、初級レベルでも受け入れられる事が多いです。

ただ、どんな講義でも現地の言葉で受けられなければ学ぶ事もできませんし、
基本的な日常生活でも、友人や先生との会話や、銀行や郵便局、部屋を借りる場合の大家さんとのやりとりや交渉など、最低限の日常コミュニケーションスキルは必要です。

また、最低限のコミュニケーションがなければ入国を許可しない国もあるようです。

特に語学留学の場合、留学をしてから現地でコミュニケーション力を身につけようと考える人もいますが、出発前にできるだけ語学力をつけておくようにしましょう。